Ubuntu+FireFoxでニコニコ動画が見たい

Ubuntu18.04を利用していますが、OSインストール直後の初期状態ではFireFoxでニコ動が見れませんでした。
もっと言うと、Youtubeの一部動画も見れませんでした。
動画といえばFlashということでとりあえずFlash Playerを入れてみましたが、特に変化なし。
どうやら、HTML5に対応していない?のが原因のようです。

エラー時の画面キャプチャを取るのを失念してしまいましたが、発生時はこの画面で言う「H.264」と「MSE&H.264」の部分が赤くなっていました。現在、HTML5 プレーヤーをできるだけ使用するよう設定されています。、という箇所は青色だったのですが…

そして、自分と同じ事象に遭遇したケースをググって見つけることができなかった。だから他所から画面キャプチャをパクれなかった。

実は、Chromiumを導入すれば、Ubuntu環境でもHTML5動画は問題なく見れるのですが、私の場合10年前に買ったPCを使っていて、メモリが2GBしかないので、Chromium+動画再生をすると、動画を1本再生し終わると全く操作できなくなります。端末も開けないから当時のリソース状況はわからんかったけど、メモリ食いすぎてハングしちゃうんだと思います。

何かFireFoxにアドイン入れればいいんじゃないの?と思って調べましたが、解決するどころか、逆にアドインが原因で動作しなくなる、というケースが多そうなので却下。そもそも自分の希望に見合ったアドイン自体無さそうだったし。

というわけで、安直に「Ubuntu 18.04 H.264」でググったところ、こちらのサイトがヒットしましたので、参考にしながらパッケージをインストール。

$ sudo apt-get install ubuntu-restricted-extras

インストールは特にトラブル無く進行…と思いきや、謎のメッセージが表示される。
どうやら、何かの規約が書かれているらしく、それに了承して「了解」を押下すればいいようだが、ボタンが押せない。いや違う。これはボタンじゃなくてテキストなので、そもそも押せない。また画面キャプチャするのを忘れたのでアレですが、何を言っているんだと思いましたら「ubuntu-restricted-extras 了解」みたいな単語で画像検索してください。私が言いたいやつが出てきますので。


どうすればええんや…とりあえずググろ→同じ現象に遭遇した方を発見。
というわけで、適当に十字キーを押したところ、本当に動いた。そして適当にいじってるうちに、カーソルが「了解」の文字にかかった。
あれ?これEnterすればいけるやつじゃね?と思ってEnterキー押したら次に進めましたよ。なんか昔のDOSってこういう感じだったよなぁ、と思いました。
ちなみに、最初にリンクした記事では、この後に「libav-tools ffmpeg」をインストールすればいいと記載されていますが、私の場合はインストールしなくても大丈夫でした。というか、以下のメッセージが出てインストールできなかった。

$ sudo apt-get install libav-tools ffmpeg
[sudo] bladecatcher のパスワード:
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
パッケージ libav-tools は使用できませんが、別のパッケージから参照されます。
これは、パッケージが欠落しているか、廃止されたか、または別のソース
からのみ利用可能であることを意味します。
しかし、以下のパッケージが置き換えます:
ffmpeg:i386 ffmpeg

E: パッケージ 'libav-tools' にはインストール候補がありません

バージョンアップしてインストール不要なように変わったのかな?と思いましたが、リリースノート的なものを発見できなかったのでよくわからなかった。ま、「なくても動く(ことがある)」ということで。


というわけで、UbuntuFirefoxでもニコニコ動画が見れるようになり、Youtubeでエラーになった動画も見れるようになりました。